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zoom RSS 災害派遣の成功と失敗の基準とは

<<   作成日時 : 2006/06/07 23:45   >>

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災害派遣の成果は通常、その件数、派遣した人員、装備、救助した人、輸送した物資などで判断される。たとえば、阪神・淡路大震災では101日間にわたり延べ220万人以上の隊員を派遣し、50万食以上の給食支援、50万人以上への入浴支援を実施するなど大きな成果をあげたというような形で表現をする。


一方で、阪神・淡路大震災では、たった157名しか救助できなかったから、自衛隊は役に立たなかったと表現する向きもある。どちらの表現も事実に基づいているのであるが、これに対する評価は180度異なるものとなっている。


原点に戻って考えるに自衛隊が災害派遣される目的は公共の秩序の維持(自衛隊法第3条)である。生命財産の保護はその手段に過ぎない。災害派遣の基本的な考え方は火器を使用せずに生命財産を保護する活動を通じて公共の秩序の維持するということである。


生命財産の保護と災害による被害の軽減を目的(消防組織法第1条)とする消防とは異なるものである。


一般的に災害派遣において、自衛隊の成果がどのように公共の秩序の維持に役立ったか分析されていない。今後少なくなることが予想される隊力で最大限の効果を発揮するにはどのように災害派遣を行うべきかを公共の秩序の維持を基準に考えることも必要ではないか。



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消防法第1条には、「この法律は、火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害に因る被害を軽減し、もつて安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資することを目的とする」と秩序維持に関する記述も見られるが、消防組織法に記述が無いのは、単に自明であるとして記載しなかったのかそれとも秩序維持は建築や危険物に関する規制及び消防法に定める団体と広く国民により成り立つということなのだろうか。
ぷよ
2006/08/12 09:38

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