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zoom RSS 徳之島 自衛隊機墜落事故 葬送式

<<   作成日時 : 2007/04/15 22:24   >>

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平成19年3月30日鹿児島県の徳之島天城岳で急患輸送中のCH-47JAが墜落した事故に関する備忘

状況(防衛省お知らせ「鹿児島県徳之島・天城岳の北部における陸自ヘリ墜落事案について(14時25分現在)」より)
3月30日21時15分頃、鹿児島県知事から陸自第1混成団長に急患輸送の災害派遣要請があり、23時40分頃、陸自ヘリ(CH−47JA)が那覇から徳之島総合グラウンドへ向かう途中、視界不良のために徳之島空港へ航路変更途中に墜落した模様。乗員は機長(建村3佐)以下4名(民間患者の搭乗はなし)。


事故対応状況(防衛省お知らせ「鹿児島県徳之島・天城岳の北部における陸自ヘリ墜落事案について(14時25分現在)」より)
【30日】 2340  陸自ヘリ(CH−47JA)が消息不明。墜落した模様。
【31日】 0103  救難のため、空自U−125(那覇)×1機が離陸。じ後、捜索活動を実施。
0104  空自UH−60J(那覇)×1機が離陸。じ後、捜索活動を実施。
0615  空自UH−60J(那覇)が機体の一部(ローターらしきもの)を徳之島・天城岳の北部で発見。安否は不明
0641  乗員1名発見。重度の火傷、脈なし。
0700  乗員(2人目)発見。重度の火傷、脈なし。
0709  乗員(1人目、2人目)をヘリに収容完了。
0812  乗員(3人目)発見。
0817  乗員(1人目、2人目)を徳之島空港にて救急車に引き渡し。
0937  乗員(3人目)をヘリに収容完了。
1005  乗員(3人目)を徳之島空港にて救急車に引き渡し。
1015  乗員(4人目)発見。現在、搬送中。
1240  乗員全員の死亡を確認。



殉職者(防衛省お知らせ、 産経新聞記事等)
機長    :建村善知1等陸佐(54) ※平成14年「第1回国民の自衛官」受賞 徳之島出身
副操縦士 :坂口弘一2等陸佐(53)
整備員   :岩永浩一陸曹長(42) 藤永真司陸曹長(33)
※全員事故当日付けで2階級特進(四国新聞) 上記階級は特進後


事故原因(各種新聞記事等)
:調査中(フライトレコーダーの損傷が激しく解析不能、視界200mの濃霧、パイロットはベテランで機体にはGPS等も装備されていた)

4/3 防衛大臣会見
Q:CH−47墜落の件ですが、亡くなった隊員に対して何かしらの対応は考えておりますか。

A:具体的な事は聞いておりませんけれども、職務遂行上あのようにお亡くなりになったことは大変痛ましいし、遺族に対しては申し訳ないという気持ちが強くあります。これから先のあり方も含めて、今から検討していかなければならないと思います。

Q:事故の予防策というか、例えば地形が分かる様なレーダーを導入する等ありますか。

A:これからの事故調査委員会で原因を究明すると同時に、自衛隊は要請されれば国民の生命財産を守るために我が身を省みず任務を遂行していくわけですけれども、事故が起きないために我々はどのようなことをこれから先しなければならないのか、そういう点では追求する事については追求しなければならないと思っております。その一環として運航要領も含めて、装備のあり方についても、研究の余地、改善の余地があれば、追求していくのは当然であると思います。

鹿児島県知事コメント及び質疑(4/2記者会見)
まず発表事項に先立ちまして,3月31日金曜日でありますが,23時20分頃,徳之島からの急患搬送のために出動していた沖縄の陸上自衛隊の第一混成団の自衛隊機が,徳之島町の山中に墜落する事故が発生いたしました。
同機には隊員4名が搭乗しておられまして,全員が死亡するという痛ましい事態になりまして,まことに痛恨の極みであります。
第一混成団におかれては,かねてから本県の離島急患搬送に多大のご貢献をいただいておりまして,亡くなられた隊員4名の方々のご冥福をお祈りいたしますとともに,ご遺族に対して心から哀悼の意を表したいと思っております。

(記者)
自衛隊機の事故について,徳之島の急患搬送について沖縄の基地に頼らざるを得ない状況というのは,地理的にもそうなのだと思いますが,やはり現状のままで今後もやむを得ない状況というところなのでしょうか。

(伊藤知事)
県は南北600kmといわれていますが,飛行機搬送の航続距離をお聞きいたしますと,例えば鹿屋から徳之島まで行って帰って来るだけの航続距離はないのだそうです。代替といたしまして,今回は鹿屋から徳之島に行っていただいて徳之島から沖縄に運んでいただきましたが,あれでやっとだということのようです。したがって特にこの鹿児島という南北600kmという非常に縦に長い県土の特性からいって,今後とも奄美以南は沖縄,以北が鹿児島という形で整理せざるを得ないと思います。

(記者)
県が要請したヘリでこのような痛ましい事故が起きたということについてと,非常に難しいところであると思いますが,再発防止策といいますかこういう事故を軽減するための環境づくりという意味で何かできることはないのかどうか,そのあたりの見解をお願いします。

(伊藤知事)
最初に申し上げましたように,私どもの方で依頼した今回のフライトによりこのような事故が起こったというのは,まさに痛恨の極みであります。事故等の予防については,今回は陸上自衛隊でありますが,自衛隊の方でフライトレコーダー等も発見されたようでもありますから,きちっと原因を究明されるのではないかと思いますので,原因の究明等はそちらを待ちたいと思います。元々このヘリコプターは極めて安全なヘリコプター,今まであまり事故を起こしていないヘリコプターだと思いますが,そういう意味で今後ともこのヘリコプターを使って色々な活動をやる自衛隊としても,色々な検討を進められると思いますので,我々としてはそれを待ちたいと思います。
第一混成団長さんとは,事件が発生した翌日に電話でお話しましたが,「隊員の皆さん方はベストを尽くした上での事故だったと思う。」ということも言っておられましたので,まずは自衛隊の方の原因究明を待って,その時私の方でお話したのは「県として何かできることがあれば何でもいたしますので,どうぞおっしゃってください。」ということだけは伝えてあります。それについては,あちらからは感謝の意が表明されたということでもあります。
また明日,副知事が現地に行って皆さん方に対する弔問をやらせていただきたいとも思いますし,また本葬には今のところ私が行く予定ですが,今後とも継続して沖縄の自衛隊には色々なお願いをしなければいけないわけでもありますので,改めて意を尽くして皆さん方に対して我々の立場なり我々の考え方をお伝えしたいと思います。


4/2守屋防衛事務次官会見(沖縄タイムズ2007年4月3日(火) 朝刊 27面)
原因究明に意を尽くすとともに、運用に関して隊員や家族に負担がかからない方法を徹底的に究明していきたい

急患輸送を待つ国民の期待に応えるという面からも、安全、安心な空輸が求められる。その面からも抜本的に見直していきたい


4/15 空自那覇基地で行なわれた殉職隊員の葬送式に安部首相、久間防衛相、折木陸幕長ら出席(首相の参列は始めて、たまたま参院補選の応援で沖縄訪問予定)
(以下4/19付け『朝雲』記事より4/20追記)
参列者:安部首相、久間防衛相、小沢一郎民主党党首他与野党国会議員、仲井間沖縄県知事、伊藤鹿児島県知事、翁長那覇市長、徳之島の各町長、斉藤統幕長、折木陸幕長、西川官房長、増田人教局長、輪倉西方総監、赤星佐世保総監、山川南混団司令など多数

朝雲2007/4/19号に安部総理、久間防衛相弔辞掲載

4/20追記 首相官邸ホームページ 災害派遣中に殉職した自衛隊員葬送式に参列
「患者を助けるという強い使命感の下、自衛隊員としての誇りと責任感を身をもって示した4名の隊員を失ったことは、最高指揮官として痛恨の極みであります。この尊い犠牲を無にすることなく、その御遺志を受け継ぎ、国民と国土を守り抜いていくことが、我々に課せられた責務であります。」

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