災害派遣について知ることのできるページblog版

アクセスカウンタ

zoom RSS 急患空輸の終焉(隠岐諸島における急患空輸の例より・仮)

<<   作成日時 : 2007/05/02 08:12   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 昨日更新した、島根県隠岐諸島における急患空輸災害派遣。最終的にはその大部分を島根県ヘリ、保管として第八管区海上保管本部、鳥取県のヘリ、後詰として空自美保基地C-1輸送機が当たっており、平成3年の最大時1年に28回(50%強)担任していたのが、平成17年度には島根県の急患空輸等自体は年約140回程度に増えたものの自衛隊の担任は年11回、10%弱と回数、割合ともに減少している。

 若干の分析を加える。
 ・自衛隊急患空輸の他機関との能力差
 美保基地の急患空輸はC-1輸送機、つまり固定翼機であり、基本ルートは隠岐空港-出雲空港又は米子空港(美保基地)で空港から病院まで別途輸送の必要がある。C-1による空輸はヘリにより病院近傍まで搬送することに比べれば不便である。

 ・島根県の自助努力
 島根県では平成6年4月より防災ヘリの運用を開始。年間45-60日の整備期間を除き運用している。全国航空消防防災協議会によると、長崎県は月曜日の日中のみ急患空輸を担当し平成17年度における搬送件数は23件、海自の1割から2割。鹿児島県は約60件で海自鹿屋の3割程度に比べ年間約140回と非常に多く活動している。
 また、県有ヘリを急患空輸に当てていない沖縄県と比較すると島根県は人口約73万と全国46位、沖縄県136万との人口比55%。県予算は沖縄県の約5960億(内県税収入1049億)対し、島根の約5230億(内県税収入600億)にというようにヘリを保有しない沖縄に比べ乏しい財政基盤の中で隠岐空港の夜間照明や病院近傍におけるヘリポートの整備などを行い自助により急患空輸の実効性を高めている。

以上、仮分析ではあるが島根県は他県と異なり自衛隊の支援すら十分に期待できない中、自助努力が進んだ現実が見て取れる。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
急患空輸の終焉(隠岐諸島における急患空輸の例より・仮) 災害派遣について知ることのできるページblog版/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる